たのしい英文法 林野 滋樹 著
初版が1975年のこの本。著者は中学校の英語教諭をされていた方なのですが、その雰囲気を本書は存分に醸しだしています。読者に、英語のルールを理解してもらおうと丁寧にわかりやすく心を砕いて書いたことが読み取れます。著者のそのような気配りを受け止められる人には向くのでしょうが、私には無理です。生徒の心をつかむための冗長な文書のせいで要点がつかめません。また、学校の先生という生き物が嫌いな私にとって、先生という立場からの心配りは鬱陶しいです。
この本は以前にも読んだのでこれで2度読んだことになります。もう読むことも参照することもないでしょうが、これで本棚の肥やしは免れたことにしておきます。
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