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英語達人塾 極めるための独習法指南 (中公新書) 斎藤 兆史著
なかなか予定通りに予定していた勉強をこなすことができず、立派な予定表の前で自分の甘さに辟易する毎日が続いております。
予定が立っているくらいですから、どの教材を使いどのように勉強するのか、ある程度先まで決まっています。なのに、気になるとつい買ってしまう勉強法の本。ほとんどの場合、ちょっと参考程度にと読み始め、ちょっと参考になったな、程度で終わるのですが、本書の場合は、あまり参考にならなかったな、で終わりました。音読、素読、文法解析、辞書活用法、暗唱、多読、丸暗記、作文、視聴覚教材活用法、について書かれていますが、どれもどこかで読んでいるので目新しさがなく、また、目標とする次元が今の自分とだいぶ違っていました。タイトルにあるとおり本書は、英語の達人を養成するための指南書であり、英語の達人とは、少なくとも読解力や作文力においては並の母語話者と同等以上の英語の使い手のことである、と書かれています。そうなるに超したことはありませんが、目標にするには今の自分には高すぎます。
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〈具体的・効率的〉英語学習最強プログラム 土屋 雅稔 著
中学英語を自在に使えるようにするための練習と、新しい知識を得るための勉強、どちらに重点を置くかを決めるために本書を読みました。このような本を読むと、そこで薦められている方法やテキストなどが使用したくなり、更に悩みの種を増やす結果になることがあり、今回もそうなりかけました。今ここに書かれている新しい方法に手を出したらすべてが中途半端に進んでいくことになる、と自分に言い聞かせながら、これまでの失敗から学習していることを実感しました。
本書では中学英語を徹底的に復習した後、高校レベルの英語に進むように書かれています。そこで、自分も二者択一をやめ、一方を終えてから、もう一方を始めることにしました。
本書では学習計画は迷う余地のないようにシンプルにしておくことが薦められています。それは自分も同感です。今まで自分は、予定を立てても気紛れにそれをたびたび変更していました。自分に合う勉強方法を模索していたからでもありますが、変更可能であることで浮気心が起こり、あっちの教材こっちの教材と手を出して、複数の教材を同時に抱え込むことになり、今度はどれを優先すべきかで迷い、その迷いのせいで勉強することが億劫に感じる日が多々ありました。
その失敗を踏まえ、今回は使用する教材を絞込み、それらをきっちりと仕上げるまで他の教材には手を出さないことにしました。ただし、英検やTOEICの試験対策本は例外とします。本心を言えば、試験対策なんてめんどくさいことをせず、丸腰で試験に挑みたいのですが、小心者なのでそれはできません。
本書の内容については触れません。今の自分にとって学習参考書はモチベーション維持や勉強に対する悩みを解消するためのものであり、勉強方法についての記述は然して重要ではないからです。
新しい英語の学び方 松本 亨 著
去年の4月から英語の基礎となる中学英語の勉強を続けてきましたが、最近、今後の勉強方針のことで迷っていました。中学英語の運用能力を高めるための練習に力を入れるか、高校英語の勉強に重点を置くか、中学英語を自在に活用できれば日常生活では困らないらしい、しかし高校レベルの勉強もしないと難しい文章を読み解くことはできないし仕事をする上では必要になってくる、色々な文章を読めるようになりたいし英語で仕事ができるようになりたい、しかし、まずは簡単でもきちんと英語でコミュニケーションができるようになりたい、当然今まで勉強した範囲の英語を自在に使えるようになるための練習をしながら、新しい範囲の勉強もするつもりだけど、どちらに多くの時間を割こうか、そのことで迷っていました。
そこで、積読になっていた英語の勉強方法の本を読むことにしました。本書はその内の1冊ですが、この本から答えはでませんでした。
本書では多読を強く推奨しており、それを可能にするための速読の方法、単語の覚え方や作文の書き方について書かれていますが、文法の勉強については触れられていません。文法は一通り勉強していることを前提にして書かれているようで、私の現状に合うものではありませんでした。
著者は一通り文法の勉強を終え更に高みを目指す方たちに、1日に少なくとも3時間は英文を読み、1時間でけっこうだから英文を書き、英語放送を1時間ぐらいは聴くようにしてください、と書かれています。”少なくとも” ”けっこう” ”ぐらいは”です。
日本人が「英語をモノにする」一番確実な勉強法 (知的生きかた文庫) 藤沢 晃治 著
7月初旬の最高にだらけていたとき、モチベーションアップの材料になるかと思い読みました。ですが、英語学習に対する気合が目減りしているときは、このような本を読むことさえも若干のめんどくささを感じます。読んでいる最中に、前に図書館で同書もしくは著者の別の本を借りて読んだことがあることに気づき、読むのがさらにめんどくさくなり、あまり上手ではない速読で読みました。
最後に「英語をモノにする」ための18ヵ条というのが載っているのですが、気に入ったものを抜粋しました。
・勉強量を甘くみるな
・投資の覚悟を持て
・夢は捨てるな、歩き続けよう
・語彙力が臨界点に達するまで頑張れ
特に「英語習得のための勉強量を甘く見ないようにしよう」というのが、現実を直視させてくれ良い励みになります。
やる気のあるときに本書を読めば、もっと興味を持って読めたでしょう。
『英語は「やさしく、たくさん」―中学レベルから始める「英語脳」の育て方』 伊藤 サム 著
完全マップにより、柔軟性を残しつつも明確な勉強計画を立てた今、この本から得られるものは、この計画のままでいいという安心感です。本書をざっくり説明しますと、やさしい英語にたくさん触れながら徐々にレベルアップしていくことで英語脳を育てていこう、ということです。
英語学習指南書の中で良書といわれるものによく登場するキーワードは、「中学レベルの英語から」です。プライドを捨てて中学レベルの英語からやり直そう、とよく書かれています。私にはそもそも捨てるプライドがありませんので、中学英語を学習することに何の抵抗もありません。むしろ、それこそ今の自分には必要不可欠、といった強すぎる信頼が、次の段階にいかなければいけなくなったとき裏目にでなければいいな、と思っています。
本書では、「やさしくたくさん」の方法や、それにより得られる効果が書かれていますので、プライドを捨てきれない方には、プライドを捨てる一助になるかもしれません。
私の勉強スタイルは、「やさしく、たくさんを、ガンガン」です。
『英語上達完全マップ―初級からTOEIC900点レベルまでの効果的勉強法 』 森沢 洋介 著
この本またはサイトとともに、『英語上達完全マップを10ヶ月やってみた』という実際マップに沿って勉強し成果を上げた方のサイトをご覧になることをおすすめします。
『 國弘流英語の話しかた 』 國弘 正雄 著
最初は図書館で借り、その後購入しました。英語の勉強をしたことがなく、何をしたらいいのかまったく分からなかったとき、この本を読み、この本を信じて勉強することに決めました。根性論が結構好きなので、頭で分かっていることを身に付くまで徹底的に反復させる努力を要求するところが気に入りました。
本書は、まず第1に、中学英語を音読することをすすめています。ですが、決して音読だけでいいとも、中学英語さえ勉強すればいいとも書かれていません。「只管音読によって身に付いた中学英語は、発展する核として充分」と書かれています。また、「精読→只管音読→多読」の展開が示されています。
只管音読もsssの多読も、それだけやっていてもすぐに頭打ちにあいます。