TOEICテストへはじめて挑戦!まずは350点―英語難民救済センターの本
本書には5語以下の短文300文と約100語からなる長文30文が載っています。本書推奨の使用方法は、両方とも音読と筆写となっていますが、私はそのような使い方はしませんでした。文法は中学英語の範囲ですが、単語は名詞に限ってTOEICで頻繁に出てくる語も使用されています。
まず、短文ですが、始めは瞬間英作文に使用しようと思ったのですが、日本語訳が直訳ではなく意訳となっているので、そのままではスムーズに瞬間英作文ができません。わざわざ直訳に書き直すのもめんどくさかったので、短文は一切使用しませんでした。
長文は、今まで充分音読筆写を行ってきたので、本書では50回くらい音読すればいいかと思ったのですが、文章が面白くないのでやめました。”ぜったい音読”の文章も面白くはありませんが、本書との違いは語彙の難しさです。本書では、TOEICに出てくる単語に慣れるため、中学レベル以上の単語(名詞に限る)が頻繁に登場し、それが音読をしにくくしています。100語中、発音したことがないまたは知らない単語が7語ぐらいなら、つっかえながらも音読でますし、音読しているうちに英文の中でその単語を理解できるようになります。しかし、それ以上になるとつっかえすぎるのと意味を文章の中で語順どおりに理解しにくくなります。しかも本書の訳は意訳なので、本文のどこが、訳された文のどの部分になるのかを調べるのに手間がかかります。それでも、数をこなせば語順どおりに理解できるようになるのでしょうが、音読の際に度々つっかえるうえ文章が面白くないので数をこなすことが嫌でたまらなくなりました。結局、通勤電車の行きと帰りに1文ずつ本文を見ながら繰り返し聴いて音を覚え、家に帰ってきてから2つの文章をそれぞれ8.9回音読して終わりました。去年の8月に精読を2.3回したのを含めて、3.4周させました。
本書から得たものは、文字を見ながら聴いているのにうまく聴き取れない部分があることを知ったことです。もしそれが音だけだけだったら全く聴き取れていないはずです。聴き取れなかった部分を穴埋めするための推測力と、どのようなとき自分は聴き取れなくなるのか知る必要があると思いました。
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くわしい英文法-中学1~3年 (シクマベスト)
1周だけしました。正解割合は、基本問題、標準問題、中間・期末予想問題が7~8割、高校入試模擬テストは6割強でした。あまりよい出来ではありません。言い訳をするなら、問題を解くことに慣れていなかったからです、と言います。実際は、文法の刷り込みが甘かったようです。基本問題はすぐに解答できるのですが、応用問題になると答えが出てきませんでした。あとは、スペリングミスや自制、人称による違いのミスなどもそれなりにありました。音読の効果だと思いますが、長文を読んで答える問題は9割強正解でした。
中学生用の英文法問題集が2冊あり、両方をきっちり仕上げるのはめんどくさかったので、もう一方を数回転させ、こちらを確認用にすることにしました。理由は、こちらは解答を直接本に書き込んだ方が使いやすそうで、もう一方は書き込まなくて使用できそうだったからです。